おくりびと
『おくりびと』、観てきました!
僕は、この映画の前評判が良いと聞いて観たい!と思ったのもありましたが、映画の舞台が山形の庄内地区ということもあり、昔よく仕事で行った良い所だったな、というのもあって気になったのでロードショー間もなくて混んでる最中、速攻で観て来ました (^ー^)
この映画は、オーケストラ奏者であった主人公・小林大悟(本木雅弘)が、オーケストラ解散と共に妻・美香(広末涼子)と一緒に山形へ引越し、そこで納棺士として働いていく姿を描いた物語です。
山形へ行って職がなく、それとなく求人広告でNKエージェントの「旅のお手伝いします」に興味を持って面接に行ったのですが、実はそれが納棺(遺体の洗浄や遺体への化粧など含む)の仕事だと気付く頃には正社員として採用となってしまった後で…という内容です。
もちろん、葬儀会社やこの納棺士という仕事はヒトが亡くなることで発生する仕事です。つまり、悪い言い方をすればヒトが亡くなれば亡くなるほど仕事が増え、儲かるということになります。
でも、この映画を観るとそういった冠婚葬祭、とりわけ『葬』に携わるヒトの表と裏を見ることができます。もちろん演技ですが、大悟はとても手際よく遺体を棺に納まるまでに、体を拭いて、服を着て、化粧をして…と、生前と変わらぬ姿にしていきます。これには、とても驚かされます。きっと、家族が亡くなった時でもないと、納棺までの流れは普通見れないでしょうから、初めて観ました。
棺も何種類かあって、低価格なので5万、高級なので30万、でも焼け方は同じで火葬場から出てきた時は一緒というのもこういう話だから交わされる内容です。映画中でも言っていますが、「人生最後の買い物は他人に決められるのよ」「なんか…それって虚しいですね」という会話が耳に残っています。
この仕事に最初とても抵抗を感じる大悟ですが、何人もの死者を自分の手であの世へ「送って」いく内に、彼の心境に変化が現れ始めます。そんな大悟に対し、妻の美香や地元の友人・山下(杉本哲太)は彼の仕事を軽蔑し、非難の目で見るのですが…。
コレ以上はネタバレになってしまうので書くのはよしますが、テンポがよくて、所々で少し笑える所もあったりしてただ悲しい!という物語ではないので観終わったあと心が温まり晴れやかな気分になれます。
家族で観ても、夫婦・カップルで観ても感動し、心温まる映画ですので、是非観てください!!ちなみに、泣きポイントは観る人が誰の視点から映画を観るかによって変わります。必ずしも、映画が用意したクライマックスの泣きポイントだけで感動するとは限りません!
そして、僕は吉行和子と笹野高史に泣かされました(T_T)
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